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”生ゴミ餃子”や冷凍食品に関するアンケート調査

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WISHオープンレポート
“生ゴミ餃子”で、3人に1人が冷凍食品の購入頻度減少
食品表示に不正を図る企業体制に不信感

安全性のアピールには、食品表示の信頼度を高めるための企業の姿勢・活動が課題


アンケート実施概要

調査対象 スピードクッキング
(有限会社ワイズスタッフ:http://www.speedcooking.jp/
回収数 1116票
調査期間 2004年7月9日〜7月13日
調 査 元 インデックスデジタル株式会社
調査票企画、集計・分析 インデックスデジタル株式会社
>>実際に使用されたアンケートフォームはこちら
調査票
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調査目的


6月初旬に、韓国で腐敗した大根が含まれる材料を使用した「生ゴミ餃子」の一部が日本に輸出されたのではとの報道があった。その後の調理冷凍食品購入頻度への影響、調理冷凍食品の表示に対する意識を確認することを主な目的とした。

調査まとめ


調理冷凍食品の表示をどの程度信用しているかを尋ねたところ、「どちらかといえば信用している」が67.7%と3分の2を占めました。「信用している」の14.6%を合わせると、全体の8割超と、数字上では信頼度が高いと受け取れる結果となりました。しかしながら、信用している理由として「疑ったところで調べようがないから」「疑い出すと何も食べられなくなるから」のように“信じるしか仕方がない”といった後ろ向きな回答が多くみられたのが特徴的で、必ずしも信頼されていると鵜呑みにできないのが現状のようです。

また、信用できないと回答した2割の人の理由は、「過去にも多くの改ざんがあったから」「今まで信用していたメーカーが色々な問題を起こしたから」「日本の大手企業は悪いことは隠したがる風土にあるから」など、メーカーの姿勢を疑問視する意見が目立ちました。

生ゴミ餃子問題発覚後の野菜を使った調理冷凍食品の購入頻度については、「変わらない」が最も高く67.6%と3分の2を占めました。理由は「日本には輸入していないという報道があったから」(30代)「韓国で起きたことだから日本には関係ないと思った」(40代)「生協で購入するから」(40代)など。一方、購入頻度が減ったと答えたのは32.2%で、「加工食品は原材料がどこの物かや質が分からず、悪いものが加工に回されるイメージが強い」(30代)などが主な理由でした。

調理冷凍食品のヘビーユーザー(週3回以上利用)に限定したデータでは、購入頻度への影響はやや弱く、「減った」のは25.1%と全体より7ポイント低い比率となりました。家族構成別にみると、お弁当に使うことの多い『ファミリー(末子小中学生)』、遺伝子組換え表示、牛由来の原材料について気にしない傾向のある『夫婦のみ(共働き)』で「減った」の比率が低いのが特徴的でした。

現在、調理冷凍食品には原料原産地名表示の必要がありません。その事実を「知っている」と回答したのはわずか1割にとどまりました。「原料の原産地を表示する義務をメーカーに課するべきである」(50代)など原産地表示を強く要望する意見がある一方で、「安全性が重視されれば、原産地はたいして問題ではないと思います」(20代)「分かったほうが良いと思うが、正しく表示されなくては意味がないので、抜き打ちで検査するなどの徹底をしてほしい」(30代)など、安全性や表示の信頼性を高めることを重視すべきという意見が多く寄せられました。今後の調理冷凍食品の安全性をアピールするためには、義務的な食品表示にとどまることなく、表示の信頼度を高めるための企業の姿勢・活動が課題であるといえます。


●調理冷凍食品の表示の信用度と、その主な理由
調理冷凍食品の表示をどの程度信用しているかを尋ねたところ、「どちらかといえば信用している」が67.7%で最も高くなっていた。その理由を自由回答で尋ねたところ「疑い出すと何も食べられなくなるから」「他に情報がないから」「国産のものは外国産より厳しい基準があるはずだから」信用するしかない、といった回答が多くみられた。
<自由回答一部抜粋>
●信用している理由
「調べようがないので、信じるしかありません。」(30代)
「信用しているというか、食品の表示を信用するしかない、というのが本音です。」(40代)
●どちらかといえば信用している理由
「大手メーカーは大丈夫だろうという信用から。食品表示を信用しなければ何も食べられなくなってしまうから。」(20代)
「冷凍食品に限らず、100%信用出来ないが、出来ないからといって食べないわけにはいかないので。」(30代)
●どちらかといえば信用していない理由
「調理冷凍食品に限らず、食品の表示全般に対して不信感があるため。」(20代)
「今まで信用していたメーカーが色々な問題を起こしたので信用しがたいです。」(30代)
●信用していない理由
「それは前の事件が多々あるからです。国産ではないのに、国産と偽ったり。やはり、文字だけなら何とでも書けると思うので、あまり信用はできません。今製造者の写真を入れたりとかしてるじゃないですか?あれはいいと思います。安心できます。」(20代)
●生ゴミ餃子問題発覚後の、野菜を使った調理冷凍食品購入機会の変化
  とその理由
●生ゴミ餃子について「知っていた」「聞いたことはあったが詳しくは知らなかった」と回答した人に、生ゴミ餃子問題発覚後、野菜を使った調理冷凍食品購入機会に変化があったかを尋ねたところ、「変わらない」が67.6%で最も高かった。一方、「やや減った」(15.2%)「かなり減った」(17.0%)の合計が3分の1を占め、少なからず影響が出ているようである。

●年代別でみると、調理冷凍食品の利用頻度の高い『50代』で「かなり減った」が22.4%と高くなっていた。高年齢層ほど買い控えする傾向がみられた。


<自由回答一部抜粋>
●変わらない理由
「生ゴミ餃子が話題になった事で、かえって食品会社自体が安全に気を配っているだろうから何の心配もしていません。」(20代)
「どこかで自分の周りは安心だろう、という変な安心感があったりして購入を控えようと考えたことはまだありません。」(20代)
「いつも決まったメーカーの餃子を買っている。生ゴミ餃子事件は驚いたが、信用しなければおそらく何も口にできなくなるし。」(30代)
●やや減った理由
「加工食品は原材料がどこの物かや質が分からず、悪いものが加工に回されるイメージが強い。」(30代)
「原材料は海外から輸入しているものが多いので今回の餃子事件のようなことが起こっているのでは、と考えて購入を少し躊躇するようになりました。」(30代)
●かなり減った理由
「ニュースを聞いてからは、なんとなく敬遠してしまう。ハンバーグや餃子など、ミンチで混ぜるものだと、何を使用しているかわからない危険性を感じてしまう。」(30代)
「大分減りました。餃子、春巻き…中の野菜が細かく刻んであり原形をなさないモノ。判断できないですからね。」(30代)
「スーパーに行っても冷凍食品コーナーへ足を運ぶことが少なくなりました。割引セールをしていると、「なぜこんなに安い?」と反対に疑問を持つことがあります。」(40代)
●生ゴミ餃子問題発覚後の、野菜を使った調理冷凍食品利用機会の変化
  とその理由
●生ゴミ餃子について「知っていた」「聞いたことはあったが詳しくは知らなかった」と回答した人に、生ゴミ餃子問題発覚後の、野菜を使った調理冷凍食品利用機会の変化があったかを尋ねたところ、「変わらない」が68.1%で最も高かった。購入機会の変化とほとんど変わらない結果であった。

●年代別でみると、調理冷凍食品の利用頻度の高い『50代』で「かなり減った」が22.4%と高くなっていた。高年齢層ほど利用を控える傾向がみられた。


<自由回答一部抜粋>
●変わらない理由
「使いたい時は、やっぱりどうしても使いたいので、変わらず使っている。」(20代)
「お弁当用にのみ利用していますが、朝の忙しい時間の短縮など、残念ながら、うちでは冷凍食品は欠かせないものになっています。」(20代)
「一部に入っていたものが、全てだとは思えないし、報道があったことで、製品管理も厳しくなっていると考えたいから。また、全てを自分で作っている時間も無い。」(30代)
●やや減った理由
「調理冷凍食品を極力使わないよう意識してはいるが、やはり、朝のお弁当を作る時間の短縮を優先して考えてしまう。」(30代)
「大人ならまだしも育ちざかりの子供に食べさせたくない。」(30代)
「摘発の映像を家族とともに見ていました。食べるときに、どうしても一瞬それが頭をよぎるので気持ちよく食べることができないようです。冷凍の餃子は生タイプのものより出来上がりのパリパリ感がはっきりしていて大好きなので残念に思っています。」(30代)
●かなり減った理由
「以前、購入したものも、報道の事を気にして、捨ててしまったものもあります。」(20代)
「自分で調理する方が安心だから。」(30代)
●調理冷凍食品は原料原産地名表示の必要がないことについての認知度
●調理冷凍食品は原料原産地名表示の必要がないことを知っているか尋ねたところ、「知らない」が89.5%と圧倒的に高く、「知っている」のはわずか1割にすぎなかった。

●年代別、職業別、家族構成別とも大きな差はみられなかった。

<自由回答一部抜粋>
●表示の必要がないことを知っている
「輸入物の冷凍野菜は、通関のとき農作物としてではなく、冷凍食品として入ってくるため、生の野菜のように農薬濃度等が厳しく検査されないと聞いたので信用できません。冷凍食品だけではなく、他の食品表示も日本は外国に比べ簡単なものになってますね。外国では製造会社と販売会社が別の場合、それぞれを明確に表記しますが、日本は販売会社のみの表記しかされていません。海外からの輸入品も、外国ではその商品を製造した工場の社名や連絡先が明確に食品表示に表記されています。日本ではただ、原産国名のみが表記されていますよね。何故日本ではそのような食品表示になっているのか疑問です。」(20代)
「おかしいと思います。原産地を気にする消費者は 冷凍食品であろうと、そうでなかろうと知りたい筈です。自分が買う食品はどこで採れたとか作られたとかは、なぜ消費者に伝えないのか逆に不思議でなりません。」(40代)
●表示の必要がないことは知らない
「食事は人間に最も大事なものであるはずなのに、メーカーでさえ分かっていないというのはあまりに無責任。主婦だって日々の食事に気を使っているのにそれが無駄にだってなりかねません。責任を持って食品を取り扱い、製造していただきたいです。」(20代)
「原産地は消費者にとって唯一安全性を確認できる手段だと思うので表示すべき大切な点だと考えている。メーカーは仮にその表示基準がないとはいえ、きちんと告知することが消費者への企業アピールではないかと思う。原産地を表示しないのは、そのメーカーが表示の義務がないことをいいことに、ごみ餃子のような食材を使用しているのではないかと勘ぐってしまう。」(20代)
「消費者の意識が高まって来た以上きちんとすべき。これだけ世の中の情報化が進んでいるのに、特定できないわけがないのだからメーカーの言い逃れに過ぎない。」(60代)
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