■ 調査目的
住まいの防犯に対する意識、防犯設備の設置状況・設置意向等を調査するため。
■ 調査まとめ
マーケティングリサーチを手がけるインデックスデジタル株式会社(大阪市中央 区 代表取締役:谷井等)は、当社提供の調査サービス『WISHパネルネット』に
て「住宅の防犯についてのアンケート」を5月7日〜11日に実施し、防犯意識・防 犯設備の設置状況等を調査。株式会社ホームプロ(大阪市中央区 代表取締役: 大野項司)が運営する住宅リフォーム仲介サイト「ホームプロ」の会員から、
615件の有効票を回収しました。
空き巣に遭う不安を感じる人は、「大いに感じる」(29.4%)「少し感じる」 (54.6%)を合わせ84.0%と極めて多いことがわかりました。不安の理由は、
「テレビなどで空き巣に関するニュースを見たから」(56.7%)「防犯設備が充 分でないと感じるから」(50.7%)に次いで「近所の人が被害に遭ったから」が
44.5%と高くなっていました。「知人・友人」「自分」の家が被害に遭った人も 少ないとはいえず、被害者が身近なところにいることから、他人事ではないと危 機感を抱いていることが窺えます。
空き巣に狙われないための心がけの1位は、「外出時はベランダ側の錠もかける」 で66.8%、2位は「玄関先などに合錠を置かない」で54.8%。戸締りは防犯の基
本であるにもかかわらず、上位といえども半数にとどまりました。注目すべきは、 「ゴミ出し程度でも錠は必ずかける」人で、分譲マンション居住層で69.0%に対 し、一戸建て居住層では僅か27.7%という点。戸建て居住者はエレベータでの移
動がなくゴミ捨て場までの移動時間が短いことから大きな差が出たと考えられま すが、空き巣の不安を感じる人が8割以上と高かったことを考えると、必ずしも 防犯意識の高さが行動に結びついているとは言えないのが現状です。
すでに設置している防犯器具では「2ロック玄関ドア」が52.2%で最も高く、 「窓ガラスの面格子」(33.8%)「テレビドアホン」(30.1%)が続きました。
「2ロック玄関ドア」は設置意向を加えると81.8%にも上り、次点の「窓ガラス の補助錠」64.7%を大きく引き離しました。また、その効果についても約8割が
認めており、防犯に欠かせない代表的な器具として注目されていることが明らか になりました。
企業が提供するホームセキュリティサービスの利用状況は芳しくなく、3.9%と 低い数値におさまりました。利用意向は半数を超えましたが、「以前、大手企業
のシステムなどの導入を検討したが、費用対効果の面からやめました」(30代後 半男性・持ち家一戸建て)など、サービス内容を疑問視する意見も散見されまし た。高所得層でも防犯対策コストは圧縮しがちであることもあり、今後の普及に
業者の課題は大きいと考えられます。
防犯に対する意見の中には、「隣近所の声掛けに勝る防犯システムは無い」(40 代後半男性・持ち家一戸建て)という声も多くありました。警視庁統計でも、平
成15年の傾向として「侵入盗の手口では、空き巣の割合が最も高くなっています」 と発表されている空き巣。近年希薄になっている地域の連帯を見直し、自己防御 である器具や、業者のサービスの利用だけでなく、近隣世帯同士・地域ぐるみと
いった防犯活動も期待されます。
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